【名古屋は浸水大丈夫?】浸水ハザードマップの見方を解説(個人ブログ)

みなさんお疲れ様です!

昨今、日本全体でも自然災害が目立つようになってきました。

地震、台風、大雨など自然災害の大きさや回数は、規模が年々増しているような状況であります。

日本だけでなく、世界でも 記録的猛暑や強烈な熱波、火山噴火などの様々な自然災害のニュースをよく目にするようになりました。

名古屋市でも平成12年9月11日に記録的な豪雨、いわゆる『東海豪雨』が起きました。

1時間雨量は97.0mm、日降水量は428.0mmそして最大24時間降水量は534.5mmと前例のない

量の雨が降り、名古屋市の約4割が浸水したと言われています。

前例のない災害に備えて少しでも犠牲を抑えられるように事前に対策を立てることは非常に重要です。

これから不動産を買う方、売る方は、必ず『ハザードマップ』などの

市町村のホームページに掲載されている防災マップを確認し、最新の情報を入手しておきましょう。

IKEOJI
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名古屋市はハザードマップを公式のホームページにて公表しております。

名古屋市における洪水、浸水のリスクを地図上に色分けされており、いつでも誰でも確認できるようになっています。

ハザードマップポータルサイトについてはこちら

ハザードマップとは?

「ハザードマップ」とは、一般的に「自然災害による被害の軽減や防災対策に使用する目的で、被災想定区域や避難場所・避難経路などの防災関係施設の位置などを表示した地図」とされています。防災マップ、被害予測図、被害想定図、アボイド(回避)マップ、リスクマップなどと呼ばれているものもあります。

ハザードマップを作成するためには、その地域の土地の成り立ちや災害の素因となる地形・地盤の特徴、過去の災害履歴、避難場所・避難経路などの防災地理情報が必要となります。

引用元:国土交通省国土地理院『ハザードマップ』

つまり、自然災害による被害の軽減や防災対策をしてもらうことを目的にしており、

被災想定区域や避難場所・避難経路などを示したありがたい地図なのです。

名古屋市ハザードマップの見方

名古屋市は公式HPに公表しており、トップページからは下記順番で辿り着くことが出来ます。

『トップページ』『暮らしの情報』『 防災・危機管理 災害に備える』『 防災マップ』

名古屋市公式HPはこちらをクリックしてください

名古屋市ハザードマップはこちら

2022年6月からの最新版はこちら

マップ内の種類について

まず、このように区ごとでマップが分かれており、それぞれ別のファイルが出てきます。

IKEOJI
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マップの種類をそれぞれ解説します!

『情報面』とは

災害時の連絡先や風水害の種類、避難時の注意点などが1枚にまとめられたファイルになっています。

『洪水』とは

『洪水』と表示されるマップは主に『洪水(外水氾濫)のリスク』を表示したマップになります。

外水氾濫とは、

  • 大雨により河川が溢れ出す
  • 河川の一部が決壊して水や砂が流れ込んでくる

このような現象を外水氾濫と言います。

引用元:名古屋市防災防災危機管理局『洪水・内水ハザードマップ』

『内水』とは

『内水』と表示されるマップは主に『内水氾濫のリスク』を表示したマップになっています。

内水氾濫とは、

  • 雨の量が下水道などの排水施設のキャパを超えたとき
  • 河川の水位が高くなったとき

などにより排水ができなくなる現象を言います。

道路が冠水してきたら『内水氾濫』の前兆と言われています。

引用元:名古屋市防災防災危機管理局『洪水・内水ハザードマップ』

『高潮』とは

台風や低気圧によって、海面の高さがいつもより異常に高くなる現象のこと言います。

高潮マップは名古屋市の中でも海に面している地域、河川がある地域に公表されており、水面上昇により浸水するリスクを表したマップになります。

マップ上の見方について

ハザードマップでは色別で細かく表示されます。黄色から紫へとグラデーションとなっており黄色は比較的軽度で、赤、紫になるにつれ被害が大きいと予想されている地域になります。

  • 0〜0.5m未満の場合は、大人の膝くらいの高さに達ます。床下浸水等が発生するレベルです。
  • 0.5m〜1m未満の場合は、大人の腰以上の高さとなり床上まで水は達し歩行が困難なレベルです。
  • 1m〜3m未満の場合、1階部分がほぼ浸水する状態です。
  • 3m〜5mの場合、2階まで水に使ってしまうレベルです。水平避難が必要になってきます。
出典:名古屋市公式ウェブサイト『風水害ハザードマップ』

各区のハザードマップ

千種区のハザードマップ

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東区のハザードマップ

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北区のハザードマップ

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西区のハザードマップ

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中村区のハザードマップ

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中区のハザードマップ

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昭和区のハザードマップ

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内水、高潮ハザードマップ:こちらをクリック

瑞穂区のハザードマップ

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内水ハザードマップ:こちらをクリック

熱田区のハザードマップ

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中川区のハザードマップ

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港区のハザードマップ

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南区のハザードマップ

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守山区のハザードマップ

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緑区のハザードマップ

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名東区のハザードマップ

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天白区のハザードマップ

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内水、高潮ハザードマップ:こちらをクリック

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は名古屋市のハザードマップの見方について記載しました。

私自身も最初はハザードマップの見方が良くわからず、なんとなくで見ていました。今回は誰でもわかるように記載したのでぜひご活用してみてください。

また、PDF形式のファイルではなく全国版の『ハザードマップポータルサイト』というアプリケーションもあり、とても見やすくなっていますので是非参考にしてみください。

こちらの記事に書いておきました

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